若宮ばくさく 社長のつぶやき

7月1日の日本農業新聞に掲載された記事に目が止まりました。JA全農青あおもりが　水稲を積雪前に直播し、春に出芽させる「秋播栽培」に取り組んでいるとのこと。現在、面積が増える中で春に作業が集中し、面積を増やす1番のネック要因になっています。雪解け後、日数がなく、水が来るのが決まっていたり、つまりは　田植え期間が一カ月しかありません。期待したい栽培技術です。

毎年、部落では田植え前に水路の草刈りや、農道の整備を行います。我が部落の戸数16戸、その内、農業に従事している戸数は7戸で半数以下。いくつもの部落にまたがって作付けを行っている我が社としては　部落の機能が維持出来なくなったらどうなるのか。不安なところです。

こんな酒造りもあるんですね。

最近の酒造りは軒並み、米を削って、削っての大吟醸造り。でも仁井田本家の酒造りは精米歩合80パーセント。「酒は、からだによいものである」を目指して、自然酒として販売。自然を大事にする酒造りに感動しました。

今年も兼好師匠と栽培したお米を持って師匠の独演会に参加午後の部は新しいファンの方が多く、夜の部は常連さんが多く和気あいあいという感じでした。今年は稲刈りでツアーが組めず、1年ぶりの再会で懐かしい感じでした。落語って良いですね。

兼好米販売

農業次世代人材投資資金受注に係わる中間評価面談で指導農業士の立場で出席しました。2名の面談が
あったのですが　その内の一人がUターン者でした。夫婦で就農したとのことだったので気になり、動
機を聞いてみました。
「東日本大震災で食料が一時、品薄状態になったとき食料の大切さを感じ、農業をやることを決意しま
した。」とのことでした。
純粋に農産物を作ることに価値を見いだす。正に農業の原点だと思います。忘れていたものを思い出さ
せてくれました。

坂下のそばはおいしいのですが知名度が今一つです。以前、そば

焼酎を作るときに「何故、坂下のそばなんですか、山都じゃないん

ですか。」と言われました。知名度を上げるために何かしなければ

と思い、道の駅でのそばフェスを今回開催することになりました。