機械たちの冬ごもり
東北の積雪事情で機械達は屋内に避難させなければなりません。トラクターその他重機を機械倉庫とビニールハウスに収納します。 先にビニールハウスの方に重機を片付けていると、すでに内部に先客が住み着いてました。人間慣れが進んでるみたいで、眠そうな目をこちらにむけるだけで逃げようとしません。いたずらにちょっかいを出す気もないし、写真撮らせてもらっただけであとはそっとしてあげました。 農業というのは機械化された恩恵で大量生産できる強みはありがたいですが、作業内容の様々な分野でそれぞれに必要となる機械が違うという制約上、一年で短期間しか使わない機械をいくつもいくつも揃えることになります。そうなると機械の収納スペースに広い敷地が必要になるということで、一次産業としての農業はパソコンさえあればどうにかなるって在宅勤務もできるようなIT産業とは対極的な、ハードありきの産業なんだなーとおもいます。 センチ単位で調整して機械類を倉庫の中に押し込みます。 夕方暗くなる頃にはトラクターを入れて終了。ちゃっかり私の大型バイクも冬眠させてもらってます。時々エンジンを回してあげに来なくてはなりませんが。うちのバイクもここなら話し相手に困らないで寂しくはないはずです。