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月山登山(湯殿山ルート)

夏休みシーズンの中盤くらいでしょうか。先月8月の17日に月山を昇ってきました。新規キャンバス

当初は7月に昇れればいいなと思っておりましたが、雨続きで危ないのでなかなかいけませんでした。8月に入ると蕎麦畑の仕事が終わらずお盆休み返上でトラクターに乗って畑を耕す毎日が続きました。やっと仕事が落ち着いて残り少ないお盆休みに山形県の霊山である月山へ登山に出掛けることが出来ました。天気予報は午前中が雨で午後には張れる予報でしたが、今年の私は雨と縁が深いのか、ずうっと雨の中を登山下山することとなりました。

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写真は湯殿山神社から修験者のルートをしばらく登って振り返った時の一枚です。奥の谷合に湯殿山神社が見えます。DSC_0799

午後に晴れるとの予報を信じ込んでレインウェアも着ずにずんずん進みました。雨で少し濡れた方が体が冷えて気持ちいいと楽観を決め込んでましたが、さすがにおかしいと思い始めたのがこの辺りです。DSC_0801 DSC_0802

まだ尾根伝いのところに出る前の段階で、せせらぎの横を登っていきます。道中にはいろいろな花を見かけました。特に花に詳しいわけではありませんが、写真に納めたものをご覧ください。

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下の写真のすぐ後ろに頂上の月山神社があります。お祈りを済ませ、いざ帰ろうとした時に撮ったものです。DSC_0803 DSC_0804

雨風が酷く、水滴は真横に飛んでいる有様。下山前に山小屋で休憩を取りました。注文した食事はたぬき蕎麦ときな粉もち。蕎麦は趣味でそば打ちをしている人から仕入れているそうです。やはりそば打ちにとって最大の活力は蕎麦に尽きます。DSC_0805 DSC_0806

山頂あたりは一面真っ白の霧の中。雲なのかもしれませんが、遠くの景色を楽しむ余裕は皆無の苦行の下山でした。DSC_0807

やっと降りてきたときには湯殿山レストハウスは営業時間を終了。湯殿山神社からレストハウスまで乗せてくれるはずの回送バスも来ません。自力で降りていきます。

DSC_0809 DSC_0810 DSC_0811無人のレストハウス。ただひとつ助かるのは、だれもいないから堂々と素っ裸になって着替えを済ませることが出来た事です。防犯カメラなどに映って無ければいいのですが。この時の疲労した頭ではどうでもいい事でした。

帰路はまっすぐ来た道を遡ることはせず、そのまま富岡方面へ降り、海沿いを走って夕陽を眺めながら走れたらいいなと思いましたが、いざ海沿いの国道345号線に着いたころには真っ暗になってました。まだ暗くなる時間のはずは無い、曇りのせいだと思いましたが、実際は日没時間が既に早くなる季節に入り始めていたという事でした。

登山の疲労とまだ残る長距離運転の距離を鑑みて、期待外れの海沿いルートが終了次第、高速道路に上がって帰りました。

楽しむことより我慢することが多かった今回の登山ですが、つらい経験こそご褒美なのが霊山からの授かりものと私は捕えます。

実際、ボロボロに帰り着いて入るお風呂は気持ちよく、かなり遅くなった夕ご飯はとても美味しく、ベッドで横になってぐっすり眠った時の睡眠はとても深いです。神様への願掛けがうまく運ぶことを期待して毎日を過ごすと充実した気分になります。

 

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