稲刈り2021終了
稲刈りが終わりました。今年はなんとか11月入りせずに終えることができました。
稲刈りの序盤と中盤では比較的晴天が続き順調に進行。
後半には雨に降られて長引きましたが例年に比べて早めの終了となりました。
稲刈りと同時進行で肥料振り。田植えと違って稲刈りでは比較的人手が余るので来年春の作業の短縮を目的に肥料撒きをある程度まで進めます。
今年も頑張ってくれました日野レンジャー。4tの積載能力はかなり有能でとても助かる存在です。
日照時間も短くなり気温は低く、夏のころにくらべて朝夜の冷え込みは大分進みました。越冬に向けた虫たちの動きが活発なのか、おなかを膨らませた雌カマキリが乾燥小屋の近くをウロウロしてました。写真を撮った後は施設に隣接した草むらに逃がしてあげました。
こちらの地元である会津坂下町から北北西に見える飯豊山はすっかり山頂が白くなりました。天気が良くて山の形がくっきり見えるときはすぐ山頂まで行けそうと思えるほど近く感じます。実際はあの尾根まで到達するのにどれだけの体力を消耗したことか。去年の夏に登った時の風景が思い出されます。
東に転じて会津磐梯山。山頂に紅葉の様子が見て取れます。今頃裏磐梯は紅葉で見ごろの事でしょう。
ゆっくり休みたいところですが間髪入れずそば刈りのシーズンとなりました。
新そばシーズン入りは始まっており、蕎麦打ちとしての宿命の繁忙期にこれから突入します。そしてそれが落ち着き次第、年末の年越しそばが控えてます。
コロナ禍で米の値段も蕎麦の値段も低迷とは言いますが、忙しさは変わることがありません。
多難の時代の今、ただただ自分の能力を生かして仕事ができる事だけでも感謝するべきなのでしょう。いち農家として蕎麦打ちとして、いつか開けるだろう希望ある未来に向けて自分の為すべきことに精を出す気持ちをこれからも強く持ち続けようと思います。
11月に入れば間もない時期に、道の駅あいづ湯川・会津坂下にてそば祭り開催します。そば処の大内宿と山都に挟まれたここ会津坂下でしか味わえない正真正銘の十割蕎麦の味をぜひ堪能ください。