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春作業、江払いと種蒔き

稲作にとって忙しい時期に入りました。

5月の田植えに向けて様々な作業を始めなければなりません。

主な準備段階では種蒔きがあるのですが、その他にもいろいろとやることが山積しています。

防草シートを畔ののり面に張っています。夏の草刈りの負担を減らすために去年から始めました。
 

耐用年数は6年とのこと。去年張ったところを見ると、内部から盛り上がった草の力で杭が抜けてしまっているところが数か所ありました。張ればあとはずっとほったらかしにできるというわけにはいかないようです。

ハウスの整備をしています。本当は屋根のビニール張り作業から始まるのですが、いつも慌ただしく作業をするので写真に残していませんでした。屋根は風が弱い朝の時間帯に多人数で一気に作業します。この写真では草むしりと、でこぼこに固まった地面を平らになるように整地しているところです。

作業中にも冬を乗り切った生き物たちがムクムクと動き出していました。まずはカエル。草むしりで掘り返した土から目覚めてしまったようです。

屋根を張って温かくなったビニールハウスでは早くも毛虫までが動き出しました。

江払いという作業で、水路の掃除をします。

垂れ下がる草を切り、水路内の土などをスコップで掬い取ります。こうして全ての圃場を巡って水路の掃除をしていきます。

4月中旬には種まきを開始しました。

種まきした育苗箱を自作の育苗設備に寝かせて発芽を促します。電熱線を通した台の上に育苗箱を置き、ビニールシートで覆って保温しています。この状態で3日ほど待てば白い小さな芽が覆土から頭を出している事でしょう。

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