苗出し作業
稲の種を撒いた苗箱は三日ほど育苗の為に寝かせて、ある程度芽が出始めてからビニールハウスに平置きします。
この写真に写ってるのが育苗途中の様子です。この真下には電熱線が敷かれていて、電熱線で温めることで芽が育つのを促進させています。
下は芽が出た育苗箱を運んでいる様子です。
トラクターでビニールハウスの中に運び入れています。
ブルーシートを敷き詰めたところに苗箱を並べていきます。
こんなに小さくて簡単に潰せそうな芽が、およそ二十日後には立派な苗に育ちます。それが田んぼに植えられた当初の姿というのもなんとも頼りない弱弱しい印象がするものです。
そんな弱弱しい苗が秋の収穫時期になれば立派に育って穂をつけているのを見たときは、この苗箱の時点で見る小さな芽の姿からでは簡単に想像もつかない気がしてなりません。