道の駅ゆがわ・ばんげ4周年記念市レポート
もみの乾燥と冷却を待たないともみすりができなく、稲刈りしようにもどうも朝霧で湿ってるせいで、できれば乾いてほしいところを台風による天候の崩れも迫っていて、どうしようもないということで雨が降るまえに道の駅の記念市に行ってこいということになり、レポートにまとめてご報告。
まず、出勤用のスクーターで向かったのですがあまりにも寒かったので道の途中にある雑貨屋のトマトに寄り道。朝早くから開いてるお店で、農業関連の様々な用品に加え軽食も揃っており、大型店進出著しい昨今でも地元坂下町では底固いシェアを誇ります。実際、早朝にも関わらず中高年のお客さんがどしどし入店してました。
道の駅に着くと早速出店が並びます。いつものワゴン喫茶に加え、牛串など贅沢系の出店も加わってました。
ワーゲンマスクのサンバーの喫茶ワゴン発見。なかなかおしゃれです。お話ししてみると、10万キロも走る働き者ですが、とても綺麗に維持されてます。200円のホットコーヒーを頂きました。セブンコーヒーに比べてとても優しい風味です。コンビニみたいな万人受けというより、舌触りの優しいファミリー向けの味でした。
海産物を並べたお店の人とお話。とても明るい印象で、雨模様も晴れさせる雰囲気を放ちます。仲良くなると、いろいろサービスしてもらい、こっちが気後れしてしまうほど気前のいいお店でした。
店内にはいるとリンゴが無料で貰えます。品種はわかりませんが、いい硬さで美味しそうです。
屋内の出店はこんな感じ、開店間もない時間帯でこの賑やかさ。いつも軽トラ市で見かけるパン屋さん発見。
最近、地元密着から会津圏外への進出を見せはじめる太郎庵は主力商品の「天神さま」で棚の陳列スペースを固めます。地元育ちとしては愛着のあるお菓子に埋め尽くされた光景を見るとついつい手が伸びます。実際に伸ばしましたが。
お話してみると、地元密着路線を基本姿勢に少しずつ外部展開を進めていくそうです。
会社に戻ってからうちの年長者から聞いた話ですが、太郎庵の始まりは「太郎いも」という大学芋のような食品を売るほんの小さなお店だったらしいです。
おそらくは60年代くらいの話でしょうか。80年代に今の天神さまが定着する頃には地元の老舗お菓子としての地位を確立していたのだと思います。
太郎庵の世代交代も進み、新体制で新しい分野に切り込む心意気が見られます。最近のTVコマーシャルのように、積極姿勢が目立ち、更なる躍進が期待できます。坂下町が誇る老舗のお菓子屋さんでした。
最後にお約束のジェラート。期間限定メニューは赤カボチャとフルーツヨーグルトとメロンといちご。写真は赤カボチャとメロンのダブルをコーンにマウント。いちばん単価が高そうなメロンがやはり美味しいです。酸味系のメロンに組み合わせるなら同じ酸味系は避けて必然的にデンプン系のカボチャ。芋を食べると幸せになれるのは人間の本能でしょうか。どちらも限定にしないで続けてほしいものです。
帰り際にちゃっかりわが社の商品をチェック。連休が連続で続いた頃に比べて落ち着きはありますが、蕎麦の実の消費ペースはまだまだ侮れません。
このまま道の駅上空だけでも雨が降らなければいいなとは思いますが、もう降ってきました。それでも賑やかな2日間になればいいなと思います。