7/7お田植祭りと田んぼの草刈り風景ダイジェスト
最近になって梅雨が落ち着いてきた気がします。いつもは暑い時期なのになんだか肌寒い気候が続いていて稲の生育が心配になります。そう思いながら過ごしているともうあっという間に6月の末を通り越して七夕がやってきました。地元会津坂下町ではお田植祭りが開かれ、私はおみこし担ぎに参加してきました。写真は既におみこし担ぎが終わってお昼に神社の中で開かれた打ち上げの様子です。おみこし担ぎでは参加者みんなが白装束を着て太鼓持ちやおみこし班や旗持ちなどを割り当てられて町中を練り歩きます。おみこしはかなり重く、四人組でかついでも肩を痛めるかなりの重労働です。途中途中で休憩ポイントが設けられ、ほかの役割の人たちと後退しながら担ぎました。
おみこし担ぎの後の午後には神社の境内に設けられた相撲場で奉納相撲が開催されます。私は審判(副審)のお手伝いで参加しました。主に小学生たちの試合が行われ、観客も多くかなり賑やかでした。男子は裸にふんどしを付けた格好で、女子は体操着の上にふんどしという格好で行われます。明らかに体格が不利でも勝ってしまったり、形勢が不利でもう負けてしまうと思っても大どんでん返しが起きるなど、かなり見ごたえのある展開が豊富にありました。
予定時間をかなり超えてしまっていたらしく、表彰式を手短に終えて急いで設備の撤収に取り掛かります。
撤収作業が終了した後は残り時間わずかですが屋台を見て回りました。曇り空で暗くなるのも早く、客数は白け始めているかなと思いましたがそんなことは無く、賑わってました。
手作りのゲーム台。すっかりテレビゲーム文化が定着した現代の子供達でも夢中にする魅力があったらしく、低年齢層の来客がかなり多かったそうです。
写真に撮るのは憚られるので撮ってませんが、買い物を済ませて神社の駐車場に置いた車両に向かうと神社の方では神楽が披露されてました。雅楽に乗って静かに動く足の運び方や動作には能に通じるものが見て取れます。屋台街に並ぶ世俗的なものに取り囲まれた賑わいと、神社で粛々と執り行われる伝統行事の対比が凄くて、寂しさとは違った厳粛な静けさを感じました。
続いては伸び放題になってた田んぼの草刈りその他の風景のダイジェストです。時期的には六月終盤から今日までの間です。まずは休憩の時に撮った磐梯山をバックに会津美里町の名物、高田せんべいを撮った一枚です。梅雨真っ盛りの合間合間に草刈りしていた時なので、磐梯山はすっかり雲に覆われてました。
田植えの時に使用した農薬の段ボールが山のように積みあがったのをたたんで整理してるところです。
麦畑の耕運が終了してトラック班も動員してのスタッフ総出の草刈りで一気に進めていきます。
写真で撮ってる間はおとなしかったのですが、足でつつかれるとぴょんぴょんと素早い動きで草叢の中へ逃げていきました。
いま大量発生しているらしい、ヤスデという生き物です。休憩していると服の上を這っていたりするのをよく見かけます。うちの整備長の家ではうじゃうじゃ出てきているらしく、殺虫剤を大量に買いそろえたらしいです。
今日で梅雨も開けてきたでしょうか。湿気がひけて磐梯山がよく見える日が多くなってきました。
故障したウイングモアが今日で三台目になるとさすがに整備長が激おこ。うち二台は消耗品の劣化ですが、もう一台はめずらしくプーリーの破損でした。
よく見ると夭折というかロウ付けした跡がありました。過去に一度破損していたのを応急処置で終わらせたままずっと使われていよいよダメになったみたいです。
草刈りもやっと終盤。仕事は落ち着いてきましたが、田んぼの中干しで水を抜いていても長引く雨の影響でうまく干せない状況が続きます。天候の運びが思い通りにいかないことはよくある事ですが、稲の育成が良好に進むように努力したいところです。