いにしえ街道新そば祭り2019
11/9,10を迎える前日の午後には柿もぎをしてました。 この後、そば祭りで提供する蕎麦の作り置きを打つのに精を出しました。そば祭りは加藤そば道場、藤川農産、高寺そば打ち伝紹会、小熊そば庵、うちの若宮ばくさく親子と会津の蕎麦打ち実力者勢を結集しての大イベントです。作り置きの蕎麦は各自割り当てられた量を前日に打って当日会場に持ち寄ります。今年うちで割り当てられた量は10升でした。
会場は町が運営する温泉の糸桜里の湯の横にある施設です。役場の人員その他ボランティアのバックアップを受けてそば打ち組はそば打ちに集中します。 会場オープン前にはスタッフ一同みんなで蕎麦の試食を行います。
私たちはひたすらそば打ちに集中して、会場で催される様々なイベントを見ることはありません。ひたすら機械みたいにそばを打つのみです。
お昼休みもやっぱり蕎麦を食べます。おにぎりの配給もありますが、みんなやっぱりそばを食べに会場へ向かいます。
お昼から戻ると午後の部を待つお客様の列が長々と連なってました。天気が良くてよかったです。
加藤そば道場が保有する重大な戦力、そば練り機です。この工程の機械化は手打ちそばの大量生産における労力の省略に多大な威力を発揮させます。
そば打ち組は主に若手が、そして切る方は主にベテランが当たります。練り機の方は延ばす技術を持たない初心者やお手伝いの人が担当します。
最終日の、もう終わりに近くなって余裕が出来たころになるとみんなまったりモードに入ります。
次の写真はそば包丁談義です。切り方の講習がはじまったり。延ばし方の反省会とか、たまにそば練り組の初心者を蕎麦延し教育することもあります。
ちょっと抜け出して会場の様子を撮ってきました。今年の坂下こまちです。どんな催しを披露したのか気になりましたが見ることが出来ず惜しい。そば祭り終了。片づけ開始。いろいろあってチケット代が値上がりしてから二年目を迎えました。それでも客離れが起きるどころか入客数の上昇は止むことがありません。役場の分析によると、リピーター層の厚い支持が硬いと言ってました。高い価格設定がかえってお客様からの期待を募ったのもあるかもしれません。片づけが完了して解散してもまだ明るかったので私はふらっと喜多方市にある小熊神社をお参りしました。有名な銀杏の大木はこれから染まり頃を迎える様子でした。観光客がいぱいで、とくに台湾からお越しの団体客で賑わっておりました。
筋肉痛で両腕が痛いですが、たくさん経験値を積んで自分の蕎麦打ちが向上できたと思います。みんなでわいわいそばを打つのは楽しいです。打たせてもらえるだけの需要に支えられていることにも有難みを噛み締めております。蕎麦の神様に感謝します。
新そば注文承っております。ご希望の方はよろしければどうぞ。