新そばシーズン2022
そば刈り終了。等級検査は一等取得。
今年の新そばシーズンはコロナ感染の影響を跳ね返しての大忙しです。このブログを書いている時点では少し落ち着きましたが、私はつい先日まで過労による肩こりと頭痛に悩まされて整形外科と整体での処方を経てなんとか復活しました。
11月に入るなり道の駅にて新そばイベントを開催しました。当日は天候に恵まれて期待以上の来客を迎え、開催両日ともにお昼過ぎには品切れの結果となりました。
開催前日、道の駅レストラン「くうべぇる」に生蕎麦を提供している蕎麦打ち名人たちが加藤そば道場に集まって一斉蕎麦打ち。みんなでわいわい作業するのもノルマも年越しそば打ちの予行演習みたいな雰囲気でした。
開催当日の現場の様子。道の駅施設の裏手にお蕎麦提供のキャンプを設置。多目的施設をイートインとして利用。当日の雨予報を警戒しましたが実際は曇りになっただけで済んだのは幸運でした。
スタッフの賄いは当然お蕎麦。西会津から仕入れたネギは辛さがひときわ強く、水にさわして辛味を抑える必要がありました。
続いて配送生そばの一斉蕎麦打ち。今度は藤川農産の蕎麦打ち小屋にてみんなで一斉蕎麦打ち。
この日のノルマもハードなものでした。打っても打っても終わらない先の見えない感じが年越しそば打ちと同じ心境を与えてくれます。
稲刈りも終え、そば刈りも終えて、あと今年の作業で残すところは後片付けの他に冬アスパラの準備となりました。
籾摺り担当である私の作業は乾燥機、放冷タンク、籾摺り機、グレーダー、色選機、計量器の分解清掃を延々とこなします。あとは田植え時期に育苗で使ったビニールハウスの冬支度。トラクターなどの機械の整理などといった作業が待ち受けます。
天気雨の日に見かけた虹を写真に収めました。
長年使い込んだトラクターとのお別れ。クボタ リバースを新潟県の業者さんに引き取ってもらいました。
パワステの切れた硬いハンドルと格闘しての真夏の除草剤散布はいい思い出です。
いつも黒煙吐きながら、エンジンのガスケットからは油を滲ませながら長年の酷使に耐えてくれました。
無くなったら無くなったでどこか寂しい気がしないでもありません。