花見山探訪

昭和11年、阿部伊勢次郎氏から家族に「前の雑木山を花の山にすれば美しい山になる。それは、農家でなければできない楽しみなのだ。」と話があり、以来、花を植続け 昭和34年花見山公園として開放されました。

 まずは人の多さに、びっくりしましたが やっぱり素晴らしいです。

今度は人が少ないときにゆっくり散策したいですね。

「農家でしかできない楽しみ」、これからゆっくり考えてみます。

かき氷屋「埜庵」

大同生命の機関誌「one hour」の2016年3月号に「埜庵」の記事が掲載されていました。

“差別化”って紙一重の差をいかに積み重ねられるか。氷の温度は? 氷の削り方は? 

シロップのかけ方は?

紙一重の技術ってどんなものなのか?実感したくて、ずっと訪れたいと思っていました。

3月26日、やっと念願がかないました。

冷たくないかき氷、頭がキーンとならず、歯が浮くようなこともない。なめらかで、噛ま

ずにスッと溶けてしまう。冬でも大盛況なのが理解できました。“スゴイ・・・” 至福の

一時でした。

第11回国産農畜産物商談会

第11回JAグループ国際農畜産物商談会が東京国際フォーラムで開催されていたので見学してきました。

一番の目的は各県で力を入れている米の情報を得ることでした。滋賀県近江米(みずかがみ)、ふっくら感があり、まろやかなあまみ。新潟県(新之助)、コシヒカリより若干晩稲で柔らかめ、特Aの飛騨コシヒカリ、甘く粘りがあり最高の味でした。

傾向としてコシヒカリ脱却を進めているようでした。

H28年度 あいづ”まるごと”ネット交流会が開催されました。

2月16日会津で6次化商品の開発に取り組む団体の組織であるあいづ”まるごと”ネット交流会が道の駅湯川・坂下で

開催されました。

「売れる6次化商品の開発と売れ続ける仕掛け作りについて」と題して「ご飯にかけるギョーザ」をプロデュース、年間100万個を販売した(株)ユーユーワールド白濱一久氏の講演

会津農林高校の生徒による「こでらんに!会農プリン」開発と会津伝統野菜に取り組む事例発表

最後に会員の6次化商品の試食を行いました。

白濱氏の話で情報収集のために雑誌などでデザインなど良いと思ったものは写真に撮っておく。でも、整理はしない。引っかかるものは必ず頭に残っているもので後から必要なときに取り出す。

なるほど、情報がどんどん押し寄せるなか、蓄積した情報をどう効率良く整理するかに頭を悩ませている。本末転倒なところがあり、大いに感心しました。

我々の坂下農村加工ネットワークでは仙波静さんが大根の漬物(しずのハリハリ漬)を発表しました。

 

囚われない

第15回剣道文化講演会 NHK有働由美子アナウンサーのお話から

〈常識に囚われていたら一生勝てない〉高校の近畿大会で2回戦にPL学園と当たることがわかって〜

「お父さん、うち、北野高校で、私、そんな、たったの2段で、相手PLでみんな3人全部強いの!」「もう絶対名前勝ちやわ、PLが」みたいなことを言ったら、「何でそういう常識に囚われるの?」「ああ、おまえ、そういう常識に囚われていたら一生勝てないな」と言われたんです。

〈自分の思っている常識はどこまで常識か 〉

新人時代の自分の常識を疑う、自分の感覚を疑うというのは一番大きな経験でした。

〈可能性を広げるには、まず己れを見つめること〉

不可能と証明されていないのに勝手に決めるのってちょっとおかしい。可能性を広げるには、まず己れを見つめること。

何かをパッと解決する答えは往々にして常識の外にある。

〈自分の常識に邪魔される〉

〈自分で解除していく〉
囚われるのは楽なんですよね。父親が言っていた剣道もそうですけど、どうせPLには負ける。ほら負けた、わかってたもん、私まけるってという心の防御をしていますし、囚われずに色々トライすれば良いのに。もっと自分で色んなことを解除していかないと、永遠に楽な方に進むんだなと思います。

自分に置き換えて思いました。

〜常識に囚われるから怒りがあったり、いろんなことに、自分で限界をつくっているな。〜

会津坂下町商工会H29年新春の集い

会津坂下商工会新春の集いが1月23日、めいりいさんくす わたやで開催されました。

新春特別講演会では FTV福島テレビアナウンサーの浜中順子さんが「アナウンサー流コミュニケーション術」

と題して講演

 話すときは 口の中の筋肉を使って話す。そうすると相手に伝わり安い。難聴の私でも浜中さんの話は

聞き取りやすかったのでなるほどと、納得。

また、上の写真のように口角を上げて接することでお互いのコミュニケーションが上手くいくとのこと

でした。インタビューもどきに笑みを絶やさず、会場内を飛び歩き、あっという間の一時間でした。

 

謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます。

温暖化の影響か、今まで雪がほとんど無かったのですが今日から

本格的な冬になりました。

 除雪は大変ですがあるべきものがないと、不安になることもあります。

現に、昨年の暖冬の影響か、身不知柿の不作、虫の大発生がありました。

会津らしくが良いのかもしれません。

年末最後の追い込み!

H28年最後の仕事、年越しそば。6人のお手伝いをいただいて150箱何とかクリア。

手首は腱鞘炎、腰は痛いし、大変でしたが坂下のそばを堪能して、新年への糧に繋がれば幸い

です。

不可解な農業改革

​銀行に融資依頼をしたら聞き取りの面接があり、収益が落ちていることを指摘されました。なんの事はなく、

減価償却を100パーセントみたため、収益が下がったのですが、補助金に頼っているのは確かなので少し、落

こみます。原価計算すると昨年の米1俵あたり13,200円、前途金12,000円では採算が合いません。補助金無

しではやっていけないのが実情です。国では2021年に9,600円を目標に掲げています。農業改革が必要とは

思うのですがー。
12月5日の日本農業新聞1面の論点で法政大学の山口二郎教授が執筆しています。「政府はTPPを契機に農業の

競争力強化を訴え、小泉信次郎という人気者も登場して農政改革を巡る議論がにぎやかである。しかし不思議

なことに、農政改革はいつの間にかJAや農協組織の改革にすり替わった。」

春から、種をまき、土を耕し、草を刈り、そしてやっと、収穫。気がついたらもう冬。これで良いのかなー。

と思っていたら。最後でこうしめていました。「あえて言いたい。農業は金もうけの手段ではない。国民を飢

えさせないことが農業の目的である。」 

しっかりした農業に対するビジョンが大切だと気づかされました。それが自分がやるべき改革の原動力になる

と思います。

米の値段

昨日、池波彰の番組での報道。米の消費量第一位がバングラデシュ。「どうして米の消費量が多いのですか?」の問いに

「kg、70円と安いからです。」と答えていました。そして「日本の米は高いですね。」で終わってしまいました。マスコミって

恐いですね。日本の米、kg、400円としても1合で60円。日本の物価、平均給料などのバランスを見てどうなのか。バングラデシ

ュのkg、70円を生産している農家の生活水準はどうなのか。見方でまるっきり変わってしまうはずなのに…。「日本の米は高

い。」だけが独り歩きしてしまいます。