もみの乾燥と冷却を待たないともみすりができなく、稲刈りしようにもどうも朝霧で湿ってるせいで、できれば乾いてほしいところを台風による天候の崩れも迫っていて、どうしようもないということで雨が降るまえに道の駅の記念市に行ってこいということになり、レポートにまとめてご報告。

まず、出勤用のスクーターで向かったのですがあまりにも寒かったので道の途中にある雑貨屋のトマトに寄り道。朝早くから開いてるお店で、農業関連の様々な用品に加え軽食も揃っており、大型店進出著しい昨今でも地元坂下町では底固いシェアを誇ります。実際、早朝にも関わらず中高年のお客さんがどしどし入店してました。

道の駅に着くと早速出店が並びます。いつものワゴン喫茶に加え、牛串など贅沢系の出店も加わってました。


ワーゲンマスクのサンバーの喫茶ワゴン発見。なかなかおしゃれです。お話ししてみると、10万キロも走る働き者ですが、とても綺麗に維持されてます。200円のホットコーヒーを頂きました。セブンコーヒーに比べてとても優しい風味です。コンビニみたいな万人受けというより、舌触りの優しいファミリー向けの味でした。

海産物を並べたお店の人とお話。とても明るい印象で、雨模様も晴れさせる雰囲気を放ちます。仲良くなると、いろいろサービスしてもらい、こっちが気後れしてしまうほど気前のいいお店でした。

店内にはいるとリンゴが無料で貰えます。品種はわかりませんが、いい硬さで美味しそうです。


屋内の出店はこんな感じ、開店間もない時間帯でこの賑やかさ。いつも軽トラ市で見かけるパン屋さん発見。

最近、地元密着から会津圏外への進出を見せはじめる太郎庵は主力商品の「天神さま」で棚の陳列スペースを固めます。地元育ちとしては愛着のあるお菓子に埋め尽くされた光景を見るとついつい手が伸びます。実際に伸ばしましたが。
お話してみると、地元密着路線を基本姿勢に少しずつ外部展開を進めていくそうです。
会社に戻ってからうちの年長者から聞いた話ですが、太郎庵の始まりは「太郎いも」という大学芋のような食品を売るほんの小さなお店だったらしいです。
おそらくは60年代くらいの話でしょうか。80年代に今の天神さまが定着する頃には地元の老舗お菓子としての地位を確立していたのだと思います。
太郎庵の世代交代も進み、新体制で新しい分野に切り込む心意気が見られます。最近のTVコマーシャルのように、積極姿勢が目立ち、更なる躍進が期待できます。坂下町が誇る老舗のお菓子屋さんでした。

最後にお約束のジェラート。期間限定メニューは赤カボチャとフルーツヨーグルトとメロンといちご。写真は赤カボチャとメロンのダブルをコーンにマウント。いちばん単価が高そうなメロンがやはり美味しいです。酸味系のメロンに組み合わせるなら同じ酸味系は避けて必然的にデンプン系のカボチャ。芋を食べると幸せになれるのは人間の本能でしょうか。どちらも限定にしないで続けてほしいものです。


帰り際にちゃっかりわが社の商品をチェック。連休が連続で続いた頃に比べて落ち着きはありますが、蕎麦の実の消費ペースはまだまだ侮れません。
このまま道の駅上空だけでも雨が降らなければいいなとは思いますが、もう降ってきました。それでも賑やかな2日間になればいいなと思います。
禁断症状を自覚したので馴染みの喫茶店、キッチントヨボへ。

ここのカレーは辛旨で地元では有名なお店です。
今日のランチメニューにカレーリゾットという新メニューが出ていたので頼んでみました。

いつもの辛さに慣れた身にはもの足りませんでしたが、ミルク多めにしてハーブで香り付けされた風味は絶品。
仕上げはコーヒー

ごちそうさまでした。
稲刈りは現在台風の影響か散発的な降雨に阻まれて調子よく進みません。なんとか早めに稲刈りを終えて紅葉シーズンをゆっくり迎えたいのですが、どうなるやらです。
とりあえず、晴耕雨読という言葉がある通り、雨が降ると基本的に隙になる農家なら本を読もうと思います。
私の読書傾向はもっぱらハードボイルド・ノワール系。
自慢できるほどの読書通ではありませんが、個人的にノワール作家を挙げるならこの3名になります。

橘玲。金銭の暗黒面に関した専門知識にかなり秀でており、作品内では汚れたお金の仕組みやそれにとりつかれた人間達の濃い描写力に圧倒されます。

大沢在昌。新宿鮫シリーズは警察小説の分野で大きなカリスマとなる大作らしく、私はまだそのほんの一部しか消化してませんが、これからじっくり楽しんでいこうと思います。

個人的に最強の作家、馳星周。アジア系マフィアなど国際化された反社会的組織がいびつに絡まりあう大きなスケールを背景として描く人間ドラマに圧巻されます。自慢できるほどの読書数ではありませんが、この人に勝てる作家なんているのだろうかといつも思います。
この書を読む者、一切の性善説を棄てよ。
こちら地元の道の駅ゆがわ・ばんげでは今週末に感謝市を開くイベントが開かれます。
http://heso-aizu.jp/blog/news/4544
個人的お気に入りであるジェラートでも限定メニューが設けられるそうで、稲刈りの隙を狙って行ってみたいです。
http://heso-aizu.jp/blog/news/4546
台風の影響での天候の悪化が危惧されますが、希望的観測前提で楽しみにしてます。
午後の休憩になるとなにやら美味しいにおいがしてきました。
事務のすみえさんが3年前から置きっぱなしの木炭を持ち出して焼き鳥、かまぼこ、ソーセージを焼いていました。



おしまいにはおにぎりを串焼き。握りが弱くて崩れてしまったのを苦労しながら口に運びました。

冗談半分に、研修生のお別れ会と言い出したら皆で大笑い。
稲刈り前の草刈りも終わってしまい、農繁期前ということもあり、土日と二連休を頂きました。
土曜には注文分のお蕎麦を打ち、午後に白馬へ向けて出発。長野市で宿泊し、翌朝に白馬到着。


会場はHAKUBA47ウィンタースポーツパーク。試乗車いろいろ堪能しました。イベントは土日と2日続き、土曜の方は深夜までバーベキューやコンサートなどコンテンツ盛り沢山だったそうです。
他にも出版社やバイク用品のブースが多数設けられ、モーターショーみたいな賑わいがありました。




ご覧の通り大雨で、今日の終了時間は一時間繰り上げの12時でイベント終了となりました。
わたしはその後、THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA で展示されているバイク用品ブランドのGOLDWINの店頭販売に赴きました。


後で調べたら、ノースフェイスとゴールドウィンは同じ会社のグループでした。
ゴールドウィンのスタッフとバイクウェア談義を深め、二階のカフェで食事を済ませて帰りました。
現在、農業短期大学から来ている研修生のおばあちゃんから差し入れを頂きました。

自家製米菓で、昔から家庭で保存食として馴染みのあるお餅の揚げ物各種です。
そのなかでも人気なのが、染み餅と言います。


普通なら硬くてお年寄り向けでは無いのですが、強く噛まなくても崩れるような、程よい硬さで砂糖醤油の味付けもよく染み込んでます。歯応えとあまじょっぱさから、みんなの大好物であり、実際に社員のみんなでたいらげてしまいました。
続いては、あられを揚げて砂糖をまぶしたものです。

さくさくと食べられるスナックですね。オニオンフライといい勝負です。
続いては、正式な名称は地方によっていろいろあるので、簡単に揚げせんべいと書きました。

薄くスライスされたお餅をフライにすると表面がぶくぶくの状態で膨らんだものです。
これら三種は農家が冬を乗り切るための保存食であり、カロリーはかなり高めです。食べ過ぎは成人病確定となること必然の、魔の揚げ餅三種であります。
道の駅でも売ってますが、食べる際は病み付きにならないよう、コレステロール対策を取って望むことを願います。
道の駅あいづ湯川・坂下町にてバイクイベントに参加しました。

バイク雑誌関係と思われるスタッフ達の個人車両が並べられ、他にも展示車両にはハーレーとスズキの現行モデルや何かと競争激化の125ccクラスの意欲作に加え、白バイも鎮座。


トークショーやアイドルの撮影会などスケジュールを消化して午後には道の駅柳津に向けてパレード開始。
私は故障車対応として動員されたトランポに助手として搭乗しました。運転するのは、トランポ提供会社である自動車販売店セーリングの社長さま。社長もハーレークラブ会員で、コレクションには陸王やカワサキの絶版車を複数所有。バイク好きとなら会話が弾んで止みません。

パレードは坂下町の国道を西進し、柳津町にて街中を巡って道の駅柳津に到着。
駐車場は参加車両でぎゅうぎゅうになりました。

スタッフ車両の中には、あかべこを意識した特殊メイク車両が複数混じってます。


最後はプレゼント企画のじゃんけん大会を終えてお開きとなりました。
セーリング社長に道の駅あいづ湯川・坂下町まで送ってもらい、自分のバイクはポツンと一台だけ取り残されておりました。
まっすぐ帰るのももったいないと思い、とある猪苗代町でライダー達の支持が厚いバーガー屋さんまでちょいツーリング。おやつを食事して帰りました。

稲刈りで忙しくなる前に登山。山形県の霊峰として名高い月山に登りました。


天候は霧。景色を楽しむ余裕などありませんでしたが、まるで霧のなかに浮かぶ島の上を歩いているような気がしました。


コースはリフトを使用した初心者向けの最短距離でしたが、なかなかキツかったです。もっと、身体の鍛え方が必要でした。
軽トラ市は雨となり、残念ながら客足は少なかったのですが、みんなで楽しくお話ししたり、おすそわけしあったりと賑やかでした。




