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会津坂下町でお米やそば粉を生産・販売|若宮ばくさく

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月山登山レポート。森敦の著作に誘われて(月山・鳥海山、われ逝くもののごとく)

レポート遅れました。霊山として名高い山形県の月山を登山したときのレポートをお送りします。

10/23、バイクで行ってきたわけですが、自宅出発は5:00出発のつもりが寝ぼけた頭で準備作業したおかげで伸びに伸び、結局5:50に。もう寒い時期ですがワークマンで購入した今年のニューモデルであるデニム生地タイプのイージスは良好な防寒性能を発揮してくれました。昇ったルートは修験者が山頂の月山神社を目指して通る道で、湯殿山神社からスタートします。

湯殿山神社までは自家用車での自走は禁じられており、レストハウスからバスで移動するか徒歩でアクセスします。湯殿山神社は神域ということで、カメラによる撮影を禁止されてました。登山を開始する前に湯殿山神社をお参り。本殿は土足禁止で、靴を脱いでからお祓いを受けて中に入ります。ご神体は盛り上がった岩山で、温泉が湧いていて、歩く場所を気を付けないと熱湯に当たります。お参りを終えて妹夫婦への秘密のお土産を入手したらいざ登山出発。レストハウス発のバスに乗ったのは9:30。登山開始はだいたい10:05くらい。

登り道では霧が濃くて写真を撮れる景色は見えず、ひたすら登ることに集中しました。

案内では中級者向けとありましたが、湯殿山から出発しての序盤はかなりの急坂をよじ登る悪路が続いてビビりました。崖としか言えない斜面に設置された梯子をいくつも越えるというすさまじい登攀が続きます。それでも45分くらい昇ればあとは普通の登山道になって気が楽になりました。

道はいつしか尾根伝いになり、終盤の難所を昇りきれば平坦な道になり、少し進むと山小屋、その奥の月山神社に到着。登頂は12:04でした。

神社は9月中旬に冬季閉鎖済みで、神職の人たちはおりません。奥にある本殿への参拝はできます。撮影は自粛して撮ってません。お参りを済ませて少し休憩。カロリーメイトを2ピース食べたらいざ下山開始。12:23。霧というか雲が晴れて遠くまで見渡せるくらいになりました。すかさず携帯を取り出して風景を写真に納めます。

wpid-dsc_08421737611275.jpg wpid-dsc_08401387127873.jpg wpid-dsc_0841-1546045960.jpg この三枚を撮ったすぐ背後に神社があります。奥に見える山小屋を越えれば岩がゴロゴロした急斜面を降りていきます。

wpid-dsc_0843-1914195411.jpg これが昇る時の最後の難所です。wpid-dsc_0844-822022709.jpg 難所を降りきるとなだらかな尾根伝いを歩くことになります。wpid-dsc_0845-262618679.jpg wpid-dsc_0846197066935.jpg wpid-dsc_0847-593920950.jpg wpid-dsc_0849-1499409832.jpg wpid-dsc_0855398516505.jpg 日本海から陸に向かう風が山にぶつかって雲が出来ている様子でしょうか。雲の形が絶壁のように立ち上っているのがわかります。wpid-dsc_0848-1177339008.jpg wpid-dsc_085025421757.jpg wpid-dsc_0851-199638850.jpg wpid-dsc_08521005817689.jpg 写っているのが湯殿山です。この右側を通って降りてゆきます。

wpid-dsc_0854254219637.jpgwpid-dsc_085352533223.jpg  wpid-dsc_0856-281013792.jpgこの写真の後には序盤の難所をおっかなびっくり降りていきます。履いているのがちゃんとしたモンベルの登山ブーツで助かりました。一度でも足を滑らせれば大怪我必須の危険な坂道でした。湯殿山神社に着いたのが14:15くらい。バスに乗ってレストハウスへ戻ります。

レストハウス食堂にてカツカレー注文。人気の無い寂しい道を辿ってようやくここまで来ると人がいっぱいで安心します。登山中はカロリーメイトやプロテインバーなど携帯食ばかりで、やっとありつけた人間らしい食事に体も心も反応しました。パクついた時点で15:01分。wpid-dsc_0858200165857.jpg wpid-dsc_08591101565554.jpg レストハウスに停めたバイク周辺の紅葉を撮ってみました。wpid-dsc_0860617905010.jpg帰り道は日本海側の鶴岡市に抜けて海沿いをひた走り。高速道路は節約の為に使いません。そもそもなぜか高速道路を走るとタイヤの消耗が早まるので極力下道を走る主義になりました。ヘロヘロで走っていても数時間後には空腹感も痛覚も便意も薄まり、ただただ単車を走らせることに集中するライダーズハイに陥ります。DSC_0861そして帰り着くと一気に疲労感に襲われます。抑えていた尿意も空腹感も爆発し、お風呂に入った時がすごく気持ちがいいのです。ハードツーリングの醍醐味です。

DSC_0169_1 月山への思い入れは6年前ワイルドワン郡山店で見つけた一冊の小説がきっかけでした。森敦という作家の作品に感銘を受け、その後のつい先月に読んだ長編でも物語の内容から月山と鳥海山および庄内平野に対する深い愛情を感じ取りました。wpid-dsc_0781513007576.jpg作風はまったく説明不可能の不思議な魅力としか言いようがありません。作品の内容を100パーセント理解できる自信はありませんが、この作家が愛した月山を実際に昇ることで何かを理解できるような気がした次第でした。月山を昇り終えての感想としては、寂しさが強烈に応えました。その点、富士山よりも心に深く刻み込んでくるものがあります。冬に向かう自然の寂しい感じ、標高の高いところ独特の静けさ、無人の神社、風の冷たさ、なのに下山のときに見せてくれた美しさ。そういえば手元にある森敦の作品ふたつには寂しさと美しさの不思議な化学反応が読み取れます。これからますます、登山とツーリングの組み合わせが板についてきそうな気がします。

いにしえ街道新そば祭り2019

11/9,10を迎える前日の午後には柿もぎをしてました。DSC_0928 DSC_0930 DSC_0931この後、そば祭りで提供する蕎麦の作り置きを打つのに精を出しました。そば祭りは加藤そば道場、藤川農産、高寺そば打ち伝紹会、小熊そば庵、うちの若宮ばくさく親子と会津の蕎麦打ち実力者勢を結集しての大イベントです。作り置きの蕎麦は各自割り当てられた量を前日に打って当日会場に持ち寄ります。今年うちで割り当てられた量は10升でした。

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会場は町が運営する温泉の糸桜里の湯の横にある施設です。役場の人員その他ボランティアのバックアップを受けてそば打ち組はそば打ちに集中します。DSC_0934 DSC_0935 会場オープン前にはスタッフ一同みんなで蕎麦の試食を行います。DSC_0936

私たちはひたすらそば打ちに集中して、会場で催される様々なイベントを見ることはありません。ひたすら機械みたいにそばを打つのみです。DSC_0937DSC_0938

お昼休みもやっぱり蕎麦を食べます。おにぎりの配給もありますが、みんなやっぱりそばを食べに会場へ向かいます。DSC_0939DSC_0940DSC_0941

お昼から戻ると午後の部を待つお客様の列が長々と連なってました。天気が良くてよかったです。DSC_0942

加藤そば道場が保有する重大な戦力、そば練り機です。この工程の機械化は手打ちそばの大量生産における労力の省略に多大な威力を発揮させます。DSC_0945DSC_0946

そば打ち組は主に若手が、そして切る方は主にベテランが当たります。練り機の方は延ばす技術を持たない初心者やお手伝いの人が担当します。DSC_0947

最終日の、もう終わりに近くなって余裕が出来たころになるとみんなまったりモードに入ります。DSC_0948

次の写真はそば包丁談義です。DSC_0949切り方の講習がはじまったり。DSC_0950延ばし方の反省会とか、たまにそば練り組の初心者を蕎麦延し教育することもあります。DSC_0951

ちょっと抜け出して会場の様子を撮ってきました。DSC_0953今年の坂下こまちです。どんな催しを披露したのか気になりましたが見ることが出来ず惜しい。DSC_0954DSC_0952そば祭り終了。片づけ開始。DSC_0955DSC_0956いろいろあってチケット代が値上がりしてから二年目を迎えました。それでも客離れが起きるどころか入客数の上昇は止むことがありません。役場の分析によると、リピーター層の厚い支持が硬いと言ってました。高い価格設定がかえってお客様からの期待を募ったのもあるかもしれません。DSC_0957片づけが完了して解散してもまだ明るかったので私はふらっと喜多方市にある小熊神社をお参りしました。有名な銀杏の大木はこれから染まり頃を迎える様子でした。観光客がいぱいで、とくに台湾からお越しの団体客で賑わっておりました。

DSC_0958家路に撮った磐梯山です。月も昇って風流だと思いました。

DSC_0960筋肉痛で両腕が痛いですが、たくさん経験値を積んで自分の蕎麦打ちが向上できたと思います。みんなでわいわいそばを打つのは楽しいです。打たせてもらえるだけの需要に支えられていることにも有難みを噛み締めております。蕎麦の神様に感謝します。

 

新そば注文承っております。ご希望の方はよろしければどうぞ。

生蕎麦4人前、1500円 8人前、3000円

会津坂下町文化祭にて蕎麦振る舞い

11/3.三連休の真ん中には地元の文化祭があり、お世話になっている加藤蕎麦道場と藤川農産がタッグを組んだ蕎麦振る舞いがありました。開催前日にはお手伝いとして若宮ばくさくにも蕎麦作りの割り当てがあり、稲刈り終了間もないながら優しいとは言えないノルマに追われて夜中に蕎麦を打ってました。wpid-dsc_090140546933.jpg wpid-dsc_0900409689804.jpg

開催当日の早朝。公民館の横に蕎麦ふるまいの会場設置をお手伝い。けっこう役場の備品を動員していて官民共同の態勢がよくわかります。wpid-dsc_0902370598858.jpg wpid-dsc_0904638697706.jpg wpid-dsc_0903-1789923765.jpg私は午前中のうちにばくさく本社で済ませておかなければならない用事があったので一度離脱しました。

wpid-dsc_0906-1560984449.jpg

蕎麦振る舞いに戻ってみるとすごい行列。繁盛してます。文化祭の出店にはばくさくによる軽トラ市も参加。wpid-dsc_0907477378587.jpg wpid-dsc_0908217689415.jpg他にもいい匂いのする屋台がズラッと並んでおりました。wpid-dsc_090958564486.jpgイベント会場もあったのですが、私は蕎麦振るまいの方で忙しくてイベントを観覧する余裕はありませんでした。

wpid-dsc_0911-1525856771.jpg 中央公園に面したエリアでは発動機の展示会が開かれてました。ポンポコと愛嬌のある音に癒やされます。wpid-dsc_09131474648918.jpg wpid-dsc_0910287212133.jpg wpid-dsc_0912209287558.jpg wpid-dsc_09141469301283.jpgスターターでしょうか。フライホイールに当ててモーターの回転を伝えることで始動させるのだと思います。 wpid-dsc_09151047162285.jpg wpid-dsc_0916-1605115723.jpg小林さんともうひとり所有者の人がいて、いろいろお話していると、通りかかったお年寄りの方が混じってきて、発動機が現役で一般家庭で使用されていた古き良き時代の昔懐かし話を語ってくれました。一升瓶で燃料を買いに行ったとか、一家の大事な財産だったとか、使い方によって癖がついて、それを熟知した所有者になじむものだったとか、いろいろお聞きしました。

wpid-dsc_09211658185572.jpg 会場の片付けの様子です。大人数で役場の人員も加わりあっというまに撤収は完了します。進行はものすごく慌ただしいものでした。人員の濁流と表現するのがそのまま当てはまる感じです。wpid-dsc_0920-83872319.jpgラストに写したのはもう最後の最後でドロドロになったそば湯です。飲んでみると牛乳並の濃厚さで、お椀一杯飲むだけで満腹感を感じました。

長引いた稲刈りをやっと終えたと思ったら新そばイベントで忙しい時期と重なってしまい、息つく暇おありません。蕎麦打ちの戦いはまだ続きます。

 

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稲刈り終了。

11月に入ってしまいましたが、なんとか数日で稲刈りを完了させました。間歇的な雨が相変わらずお邪魔無視のように稲刈りの進行を妨害します。しかし水害の被害の様子はひどいものですね。痛々しい映像を見るたびに胸が痛みます。福島県での死者が多かったのは時間的に就寝のタイミングに近く、どうしても楽観視で決め込んで眠りにつこうという心境もあったのではないだろうかと個人的には考えてます。

内の祖母がよく語りますが、大昔には会津でも大規模な洪水があったらしく、高台に避難して家が流されるのを眺めたことがあると聞かされます。自分が住んでいる場所でもそんなことがあり得るのだと思うと怖くなります。異常気象が目立つこれから将来は、そういうう事態に備えることを意識しながら生活する必要性がありそうです。

とりあえず、稲刈り終盤と新そばで忙しい時期と重なてしまった最近のドタバタをダイジェストでお送りします。wpid-dsc_0893-1088124772.jpgすっかり日照時間が短くなり、4時にもなれば薄暗さと寒気が増すようになりました。仕事を終えて帰るころにはもう真っ暗です。wpid-dsc_0899580753887.jpgこの写真の時点で田んぼは残すところ一枚でした。雨水を吸った田んぼにはすっかり水たまりができています。泥だらけにながらの稲刈り強行でした。wpid-dsc_089241667322.jpg wpid-dsc_08911889912714.jpg道路際の田んぼでは心の無い人によるごみのポイ捨てが目立ちます。回収するたびにやり場のない怒りを噛み締めます。wpid-dsc_0884-220801330.jpg稲刈りと同時並行で蕎麦刈りも別動隊によって進めました。写真はキャタピラのゆるみを修正するのに不足していた工具類を届けた時の様子です。wpid-dsc_0885740313238.jpgwpid-dsc_0886-390224675.jpg   蕎麦刈り班の造園がうちの敷地に乗り入れたファーガソン。この風格ほれぼれします。wpid-dsc_0868-1055302951.jpgwpid-dsc_08701586310438.jpg若宮ばくさく珠玉の特栽コシヒカリ。休憩時間にみんなで新米を試食しました。wpid-dsc_0866-2037406059.jpgwpid-sketch-1572960119150401314237.jpg車両メンテナンスでお世話になっているカーセーリングに寄った時に停めてあった社長のコレクション、モーリスです。wpid-sketch-1572960172897429875376.jpgwpid-dsc_0888-1047287591.jpg保有米の放射能検査でお世話になってるカネダイさんに積まれたパレットの塔です。昔これに似たテーブルゲームを思い出しました。wpid-dsc_0887-1644412799.jpgwpid-dsc_0874-574710833.jpg稲刈り終了を目の前にして新そばイベントが忙しいシーズンに入りました。様々なところから来る蕎麦の大口受注に追われます。wpid-dsc_0875-1146318391.jpgwpid-dsc_090140546933.jpg蕎麦を打つどころか、蕎麦に打たれると表現した方が良さそうな忙しさです。wpid-dsc_0900409689804.jpg雨天強行して結局晴れた時に斜陽が雲間から差した瞬間を撮りましたが、携帯のカメラでは伝えきれません。いい感じに眩しかったのですが、写真は迫力に欠けます。wpid-dsc_0897-729285120.jpg

 

新そば、加えて新米コシヒカリはいかがでしょうか?

注文承っております。こちらよりどうぞ。

稲刈り残り7町分

稲刈りは残すところあと7町になりました。台風が運んでくる雨天に阻まれてなかなか進ませてくれません。とりあえずこれまでの経過をダイジェストで報告。

稲刈り後半にはコシヒカリの刈り取りに入り、できたお米は放射能検査と一等米の等級をもらった後に在庫として会社の保冷庫に保管します。写真は保冷庫の奥にフォークリフトを駆使して詰め込み作業している様子です。

下の写真は大口発注元にお届けする様子です。

いつもの稲刈り風景。

そば刈りも同時平行で進めます。写真は汎用コンバインの稼働前の整備風景です。

下は農協に運んでいたコシヒカリのフレコン詰め。信号が赤に変わったタイミングが悪く、フレコン四兄弟は前方に寄ってしまいました。倉庫に着いて、トラックから降りるなり、倉庫の職員に「あーあ、やっちまったな」と声をかけられ、振り向いたらこの有り様でした。

籾殻片しの様子です。ペイローダーで籾殻の山を排出口からどかします。

燃料計がギリギリの状態で、後で給油しようと思ってたら、車体が傾いた状態でガス欠発生。給油してからエア抜きしようとエンジンを見てみましたが、なにがどうなってるのやら素人にはさっぱりわかりませんでした。翌日に整備士さんに来てもらって直してもらいました。

ローダー復活。

こコシヒカリ新米をみんなで試食。

か片付けたはずの籾殻がたった数日でまた排出口に迫ってきました。まだまだ籾殻との戦いは終わりません。

稲刈り真っ盛り。やっと半分終了。

稲刈り開始から一か月を迎える目の前でやっと全体の半分を越えました。ブログを書かなくちゃなーと思いつつほったらかし状態でした。とりあえず、撮りためた写真を並べて振り返ろうと思います。まずは稲刈り初日の安全祈願の様子です。wpid-dsc_0671-11891920674.jpg wpid-dsc_0672-1-55007857.jpg wpid-dsc_0675-1-1041948830.jpg安全祈願を無事終了して現場へ向かいます。wpid-dsc_0692325607251.jpg 稲刈りした後の田んぼには鳥たちがたくさん群がります。主にカラスが多いのですが、中にはほっそりした真っ白なサギが混じってました。wpid-dsc_0690-85242946.jpg wpid-dsc_0689537406606.jpg 最初に刈るのは酒米です。品種は華風吹。wpid-dsc_07061733727073.jpg wpid-dsc_0705-660490926.jpg次は坂下町の秋祭りの様子です。秋祭りにはおみこし担ぎに参加するので、仕事を終えてから散発に出かけたら間に合わず床屋さんは閉店。仕方ないので夜の出し物見学しました。wpid-dsc_0681127772476.jpgwpid-dsc_06851015661219.jpgwpid-dsc_06841693098846.jpgwpid-dsc_0683-815213884.jpgwpid-dsc_06822101981894.jpgおみこし担ぎ終了後に神社での打ち上げ会。宮司さんも交えて食事しました。すきっ腹でしかも喉が渇いた状態でお神酒を飲むと酔いが激しく回ってしまいました。wpid-dsc_0688-1388829.jpgwpid-dsc_0687912407608.jpg以下はお米の乾燥機の中に入って掃除する様子です。誇りが激しく、しかもチクチクするので完全防御でのぞみます。wpid-dsc_0693-1-477531537.jpg乾燥機の上に昇ってエアーブロワーで内部に残った米粒を下に落とします。wpid-dsc_0696-883123951.jpgwpid-dsc_0694-1091803790.jpg内部はジャングルジムみたいになっており、それを伝いながら作業します。wpid-dsc_0695-680081918.jpgwpid-dsc_0708-1748404734.jpgwpid-dsc_0697-11467237338.jpgこれがばくさくの乾燥機です。wpid-dsc_0714630217260.jpgwpid-dsc_07131408506291.jpg乾燥機一台が故障してしまいましたが、部品交換で復帰できました。稼働5000時間の長老です。昇降機のベアリングでした。wpid-dsc_078065223680.jpgwpid-dsc_0779796970425.jpgお昼には坂下町のグルメ巡り。下の写真は役場のすぐ近くの小綿屋です。900円の定食のクオリティーが高すぎ。採算度外視としか思えません。wpid-dsc_0677-1760576203.jpgwpid-dsc_0676-2141626642.jpgお次はサラダラーメンとカレーです。ラーメンは冷麺で、ゴマベースの甘みのあるタレとしゃぶしゃぶみたいなお肉の絡みにレタスと麺がお邪魔した感じで美味でした。wpid-dsc_07821986329475.jpgキッチントヨボ。久しぶりに来たのでナポリタンと焼きカレー。wpid-dsc_07721196512308.jpgwpid-dsc_0773-1258386050.jpgwpid-dsc_0774-1471824075.jpgストレスが溜まったのか、仕事帰りにバーディー50で山道探検したりしてました。wpid-dsc_07271661639776.jpgwpid-dsc_0728-277055402.jpg主に柳津にはオンロードのバイクでは入って行くのに躊躇するような山道があり、バーディーで走ってみました。wpid-dsc_0725389798004.jpgwpid-dsc_07231872785654.jpg探検がてら、野沢のバイクショップにもお邪魔しました。店長には私の電撃訪問にも笑顔で対応してくれます。下のhさ信はレストア中のカワサキのW1。wpid-dsc_0730-1141332455.jpg続いてホンダのCB400フォアが展示されてました。wpid-dsc_0731-2140649469.jpgマフラーはモリワキ直管かと思いましたが吉村。wpid-dsc_0734-2094910422.jpgキャブレターは純正で強制開閉。wpid-dsc_0733578266123.jpgスイングアームの注意書き。wpid-dsc_0735544687806.jpg今も昔も純正マフラーがベストのはずなんですね。wpid-dsc_0736-1916329145.jpg整備エリアにはリトラクタブルのカタナ発見。復活が楽しみです。wpid-dsc_0755507950686.jpg 重機でもみ殻片し。敷地の裏にできたもみ殻砂漠を整理しました。wpid-dsc_07562040507487.jpg フレコンに詰めたお米を農協に出火します。wpid-dsc_0768-910823893.jpg 働く人のロープワークである万力結びも板についてきました。はじめて習った時は原理がわけわかんなくてなかなか覚えられませんでした。wpid-dsc_07671664659986.jpg 農協の倉庫に到着。いつ来ても大忙しの様子です。wpid-dsc_076976251502.jpg wpid-dsc_0770-1700480297.jpgwpid-dsc_0771-1974144558.jpg稲刈り前のコンバイン整備。wpid-dsc_0738-1743986212.jpg稲刈りは延々と続きます。wpid-dsc_0741-1610594209.jpgwpid-dsc_0742-549785222.jpgwpid-dsc_0717-1767360569.jpgwpid-dsc_07181276795440.jpgwpid-dsc_0715528615689.jpgwpid-dsc_07011738634081.jpg雨の天候で稲刈りもできない。もみすりも全部やってしまってやる事が無かった日に休みをもらい、新潟県から山形県へとツーリング。3週間を隔てての久しぶりの大型バイクの鼓動を噛み締めました。wpid-dsc_07581807693291.jpgwpid-dsc_0763-221711879.jpgwpid-dsc_07651242211602.jpgルートはこんな感じです。午後14時出発の夕方には帰り着ける半日コースでした。
お昼に家に帰った時にアゲハチョウが庭で蜜を吸ってました。wpid-dsc_0753-722239378.jpg 稲刈り現場にたくさんいる害虫のバッタ。wpid-dsc_0746-1721342879.jpg 最近読み始めた本です。森敦という作家の「われ逝くもののごとく」。戦後間もな山形県の鶴岡市の一角にある漁村を舞台にした物語です。作者の山形愛というか、月山と鳥海山への愛がにじみ出ています。どんな内容かを説明しようとしても、言葉に悩みます。とにかく、東北の方言慣れしていないと読み進めるのが難しいです。説明の難しい深みがある本です。しかし万人受けできるものではないでしょう。大衆向けとはかけ離れた独特の世界があります。月山とその周辺はバイクでよく行く所なので、なかなか愛着もあるのも読み進められる動悸ではあります。
wpid-dsc_0781513007576.jpgどうせなので、主な舞台となっている場所を記しておきます。

wpid-dsc_0792-16450092.jpg 今シーズンに導入したしちせん機。はやくも稼働時間が100時間を越えました。wpid-dsc_0791608276676.jpgあと半分がんばります。

道の駅研修。パティオにいがた、庭園の郷 保内を見学。

道の駅あいづ湯川・会津坂下へ農産物を出荷している人たちを一同に集めて道の駅スタッフと共に遠方の道の駅を見学研修するという行事に参加しました。ばくさく本社の方では神棚を新事務所に移す入魂祭(?)を執り行ってました。DSC_0638バスは8:30出発。待ってる間にジェラート頂きました。開店前に食べるジェラートは罪の味。まだ準備中のところ、快く対応してくれたジェラート屋のスタッフに感謝です。

DSC_0639私はバスに酔いやすい質なのですが、最近になって後輪の上あたりが酔いづらい事に気づきました。移動中にスマフォを見たりしていても比較的車酔いが抑えられている気がします。DSC_0640 DSC_0641磐越道から眺める新潟県の田園風景です。黄金の野原みたいでした。延々と遠くまで続いていて見渡しがよかったです。
北陸自動車道を南に進むこと30分程度。目的地である道の駅パティオにいがたに到着。
DSC_0643 DSC_0644立地の地理的条件は道の駅湯川坂下と同じような川に面した施設でした。DSC_0646見学して一番印象的だったのが芝生の広さです。運動会が開けそうなほどのスペースがきれいな緑一色でした。DSC_0647DSC_0649施設内には自転車をレンタルできるサービスもあります。天気のいい日に自転車で散歩できるのは楽しそうです。DSC_0659まずはみんなで朝食にバイキングを堪能。この後道の駅の説明や運営の形態など学びました。DSC_0648勉強会を終えると自由時間。物販エリアはこんな感じ。DSC_0650 DSC_0651地元の野菜が勢揃い。加えて地元農産物の六次産業の勢いも高そうでした。いろんなアイディアの加工商品やスイーツ、果物酒など、眺めていて楽しいです。 DSC_0652 DSC_0653 DSC_0654 DSC_0655 DSC_0656 DSC_0657 DSC_0662今月末にはとても興味のあるイベントがあるらしいです。行きたいけど稲刈り真っ最中なので無理です残念。DSC_0645DSC_0658パティオの悩みどころは、充実した施設に見合わない駐車スペースの不足。正面の駐車場は道の駅湯川坂下の第一駐車場よりもひとまわり小さいです。DSC_0660ここの地元では凧揚げが盛んらしく、パティオも芝生エリアをりようして凧揚げのイベントを開いているらしいです。粋ですね。DSC_0670私が購入した自宅と会社へのお土産。にんじんがスーパーなどで売っているきれいな感じではなく、いかにも薬草って感じがして衝動買い。実際、生で食べてみると渋くて噛み応えがありました。

 

帰りにもう一つ道の駅を巡りました。庭園の郷 保内です。
DSC_0667 DSC_0665見学というより休憩として立ち寄ったのですが、ここの施設もエンターテイメント高めです。施設裏に設けられた庭園のクオリティーは満足。植物を観賞しながら家族と散歩というイメージにぴったりです。DSC_0666 出入り口に展示されているフラワーアートもなかなか。DSC_0663ここも六次産業への打ち込み度の高さがうかがえます。見栄えがあってとても元気な印象でした。DSC_0668バスはちょうど17:00に到着。降車と同時にお開き。みんなでわいわいできて楽しかったです。私も稲刈り前の小さな息抜きができてよかったです。

高寺そば打ち伝承会のお手伝いでそば打ち体験イベント開催。

前回のおんもしぇ祭りの後日にはお世話になっている加藤そば道場の繋がりで高寺そば打ち伝承会が主催するそば打ち体験イベントのお手伝いをしてきました。DSC_0632会場である高寺コミュニティーセンターに朝一番乗りしたのですが、このユニフォームを家に忘れてきてしまって急遽とんぼ帰り。戻ってきた時には着々と準備作業が進んでおりました。DSC_0630 DSC_0631実働中は撮影する暇もないほど忙しくて画像データはありません。まずは実演を披露。その後お客様が打ったおそばを厨房で茹でて客室でふるまいました。ゲストのお見送りを終えたらそのままみんなで打ち上げ。DSC_0633会津坂下町の若手(主に中年)そば打ち名人が一同に集ってのそば会では熟練の技による手打ちそばを贅沢にみんなで食しておなかいっぱい堪能できました。そんな高寺そば打ち伝承会、もとい加藤そば道場の門下生の手による丹精込めた手打ちそばを食べてみたいというお方はこちらで承っております。

おんもしぇ祭り2019

待ちに待った会津坂下町が誇るバイクイベント、おんもしぇ祭りが開催されました。天気はいささか良好すぎて警戒レベル4の注意報がお昼前に通知されましたが気にしている暇はありませんでした。

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会場の準備は朝7:00開始。東京からのスタッフと現地である坂下のスタッフが合同で会場の設営に当たります。

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休憩にジェラート。組み合わせは幸せミルクとパンプキン。

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道の駅の施設の裏側がイベント会場。アイドルなどゲストさん用のステージや観客席を設け、イベントの旗を設置。そして施設の正面に各メーカーの新車やゲストさん所有の車両、白バイや痛車などを展示しました。

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スズキのブースにはリリースされたばかりで注目度の高い新型のカタナを設置。気合いが入ってます。

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展示車両のメーカーには東南アジアのブランドが参加。タイに本拠地があるGPXというメーカーだそうです。展示車両に跨がっている姿をスタッフの方に撮って頂きました。

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スタッフの方とお話をしましたが、東南アジアでの低排気量モデルのシェアは戦国時代の状態らしく、日本メーカーも威信をかけてのシェア進出に躍起になっているそうです。思い返せば韓国のヒョースン、本拠地はイギリスで製造は中国のメガリが日本のクォーター市場加熱の先鞭を飾って消えましたね。YouTubeのチャンネルでRacerTVというカフェレーサーを特集したのがありますが、東南アジアのバイクスミスを取り上げることが多々ありました。それだけカフェカスタムのムーブメントが息づいているほど、あそこは熱いのでしょう。

私は駐車場への案内係として動員されているので、休憩もらってたまに見て回るくらいしかできず、イベントの方で何が起きているのかは記録できませんでした。

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お客様はバイク客に限らず一般のお客様も続々入り、混雑は最高レベル。駐車スペースが足りず、怒りを露わにするお客様もおりました。暑さのストレスもおありの事でしょう。しかし駐車スペースというハードの限界はいかんともしがたいので平に謝ることにつとめました。

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道の駅の施設から奥の方にある第二駐車場がパレード車両の駐車場として使われましたが、朝一で私が乗ってきたバーディー50を、後から来るパレード客にもわかりやすいように、目印として最前列に停めるよう指示を受けました。バーディーはあくまでただの目印であって、まさか50ccで大型バイクたちの先頭をつとめる筈無いから、パレード開始と同時に外されるだろうと安易に期待していました。

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続々集まるパレード客。パレード開始の時間には第二駐車場は敷地の全体を埋め尽くされてました。すごい数です。パレードはまず白バイを先頭、次にバイク業界のタレントさん達が続きます。

そして迎えた一般参加者のスタート。東京のスタッフさんは笑顔で僕に指示しました。「二列で交互に走ってください」。隣は大型のスーパースポーツ。醤油差しにも満たない排気量のビジネスバイクで遅れを取らずに走るには荷が重い仕事でした。信号待ちなどからの発進で遅れ、上り坂で遅れ、後続からのプレッシャーに堪え、レブカウンターが無くともわかるほどエンジンスピードはレッドゾーンを振り切ってましたが私は心を鬼にして鞭を打ち続けました。せめて最高速を上げるためのパーツが間に合っていればいくらかましだったろうと後悔しました。

パレードの終点である道の駅柳津に到着。高いところから見下ろすと改めて参加者の多さに驚きました。このイベントも10周年を迎える一歩手前の9回目に至るまで、ここまでの厚い支持を育む努力は相当なものだったでしょう。このイベントを築き上げたひとつひとつの繋がりに感謝します。

集合写真、じゃんけん大会は遠慮して見学しました。理由としてひとつは自分の汗の匂いを気にして他人に迷惑をかけまいと思い、もうひとつは成り行きに流されて後にしてきた道の駅湯川坂下の方の後片付けに向かいたかったからです。戻ってみると施設正面の展示車両はすっかり撤収を終え、残るは裏のステージ片付けでした。私が戻ってくる間にある程度終わっていたので作業も迅速に完了。道の駅柳津の方で夜の二次会があるので後でそっちで会いましょうということです解散しました。私は締めのジェラート。

疲れていたのでピンボケしてます。組み合わせは鉄板の幸せミルク。ピンクの方は忘れました。トマトかもしれません。

夜の二次会は行って見たのですが、野外のバーベキューでした。タレントさんのトークを聴きながらみんなでワイワイやってましたが、暗くてどこに誰がいるのか分からず、入り込み辛かったので引き上げました。お風呂に入るとこの日の日焼けが痛みます。鏡を見るとどこの田吾作かと思うほど変貌した自分の顔に自分で笑いました。

3日後の月曜日。イベントのチラシを置かせてもらっていた猪苗代のヒーローズバーガーを訪問。お店には店長さん一人だけ。バーガーを頬張りながら、いろいろ雑談しました。イベントの反省や稲刈りのことや犬のことなどなど。チラシはすっかり無くなっていて回収の手間は無意味。あとは栃木県の那須にあるライダーズカフェボビーなんですが、栃木の友人に頼んで日曜日に行ってもらったら何やらイベントをやっていたらしく遠慮して入らず。次の日に行ったら台風で臨時休業。回収の目処立たず。あとでお店にお詫びの電話を入れることにします。本当なら自分で行きたいのですが、稲刈りが始まって地元を離れられません。忸怩たる思いが募ります。

エナセーブと言う名の翼。ダンロップのバイク用エコタイヤをレビュー。

今日は早朝からツーリングに出発して、長野県の白馬を日帰りしてきました。上の画像にはおよそ400km9時間と表示されてますが実際は4:15出発の16時間で走行距離およそ700kmでした。折り返し地点はザノースフェイスのお店のカフェ。ずっと朝食を我慢して11:00頃にようやく到着。ゆっくりくつろぎました。

お知らせしたいのはタイヤのことで、今回は愛車であるホンダのNC700XのDCTタイプのタイヤを前後ともダンロップのエナセーブにしての走行でした。環境性能と耐久性と燃費に優れ、ツーリングタイヤでありながら値段がハイグリップタイヤよりも高い価格設定ということでダンロップの意気込みを感じる商品です。ただ、耐久性に関してはそうでもないかもしれない〜程度の実感しかありませんでしたが、燃費向上の効果は本物でした。

愛車の燃費はエンジンオイルを純正指定にしてせいぜい30Km/L。今までは後輪のみをエナセーブにして32Km/L。片翼の翼で2Kmの向上が見られましたが、前後両輪をエナセーブで揃えた状態で今回の燃費を計算した時にはコンスタントで35Km/Lとなりました。グネグネの峠道を敢えて選んで探検を満喫しながらでの結果であって、これがもし高速道路をメインに走行していればもう少し伸びることが予想されます。

ただでさえ低燃費な大型バイクとして定評のあるNC700ですが、このバイクはエナセーブを履かせてこそ真価を発揮するモデルなのだと思いました。ダンロップはいいものを作ってくれました。

ちなみに、写真は星峠の棚田と言うらしいです。たまたま通りかかったのですが、やたら一眼レフを三脚で構えて撮影している人たちが多かったので私も一休みがてら撮ってみました。

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